家賃10万円を毎月払うことは、当たり前のように思えますが、実はもったいないと感じたことがありませんか?
家賃を払い続けていてもったいないと感じたことはありませんか?
- 毎月家賃を支払っているが、なんだか損している気持ちになる。
- 最近の物価高で家賃を上げたいと大家さんに言われている。
- 犬や猫が飼いたいが現在の住まいでは飼えない。
- 毎回かかる引越しの手間と費用を考えると住宅購入も視野に入れたい。
それは、家賃を払い続けることで生じる様々なデメリットと、一方で住宅を購入することのメリットを紹介していきます。
住宅購入と賃貸の費用等を比較することで賃貸に住み続けることが良いか、マイホームの検討も視野に入れるかが見えてきます。
賃貸にかかる費用と住宅購入費用の比較
賃貸と住宅購入を比較するには生涯コストのシミュレーションで比較してみましょう。
賃貸 | 住宅購入 | |
10年 | 1,370万円 | 1,400万円 |
20年 | 2,740万円 | 2,800万円 |
30年 | 4,110万円 | 4,200万円 |
40年 | 5,480万円 | 4,400万円 |
50年 | 6,850万円 | 4,600万円 |
条件
賃貸 | 家賃10万円で管理費は1万円と仮定する。 |
更新料は2年ごとに家賃1ヶ月分とする。 |
住宅購入 | 月々の返済額10万円、頭金0円、返済期間30年、金利1%、ボーナス払いなし。 |
一戸建て住宅で10年に一度100万円程度のリフォームが必要と仮定。 | |
固定資産税は年10万円と仮定。 | |
物件購入時の諸費用(購入価格の4%)、世帯年収は500万円。 |
家賃10万円がもったいないと感じる5つの理由を詳しく見ていきましょう。
家賃10万はもったいない5つ理由
家賃10万円がもったいない理由① 【結論】30年以上住む場合は、住宅購入の方がお得になる
※ マンションの場合、ほかに購入後の修繕費や修繕積立金、管理費など諸費用がかかる。
※ 地価が高いエリアはかかる税金の額が高くなる。
都道府県別の平均地価が高いエリア
- 東京都:1㎡あたり108万5266円
- 大阪府:1㎡あたり37万4520円
- 神奈川県:1㎡あたり30万1082円
- 京都府:1㎡あたり25万7992円
- 愛知県:1㎡あたり22万3941円
家賃を払い続けると、その総額で家が購入できるほどの金額になります。
これは、家賃を払うことの最大のデメリットと言えるでしょう。
家賃10万円がもったいない理由② 「住宅ローン控除が使えない」
住宅ローンを組むと、住宅ローン控除という税制優遇が受けられます。
- 控除期間の延長: 新築の住宅を取得する場合、控除期間が原則として10年から13年と、3年間延長されました。
- 借入限度額の分類: 購入する住居の種類に合わせて、住宅ローン控除の対象となる借入限度額が4段階に分かれます。より性能の高い住宅を購入するほど、たくさん控除が受けられるようになっています。
- 入居時期の延長: 住宅ローン控除が適用になる入居時期は、特例を適用した場合で2022年12月末まででしたが、2025年12月末までの入居であれば住宅ローン控除が受けられるようになりました。
家賃10万円がもったいない理由③ 「老後に住める家を残せない」
- 家賃の負担: 老後には収入が減ることが多いですが、家賃は一定の出費となります。これは、特に退職後の固定収入に依存している場合に問題となる可能性があります。
- 更新の問題: 賃貸契約は一定の期間で更新が必要で、その都度更新料が発生することがあります。また、大家さんの意向により更新が難しくなる場合もあります。
- 引越しの必要性: 建物の老朽化や大家さんの都合、地域の開発などにより、引越しを余儀なくされることがあります。これは、高齢になると身体的、精神的な負担となります。
- 改装の制限: 自分の好みに合わせて部屋を改装することが難しい場合があります。これは、高齢になると特に問題となる可能性があります(例えば、手すりの設置など)。
- 安心感の欠如: 自分の家を持つことによる安心感や安定感は、賃貸では得られません。
家賃10万円がもったいない理由④「ペットを飼えない」
- 物件の損傷:ペットは家具を噛んだり、壁や床を引っ掻いたりすることがあります。これにより物件が損傷する可能性があります。
- 騒音問題:ペット(特に犬)は吠えることがあり、これが近隣住民に騒音となる可能性があります。
- アレルギー:他の住民がペットに対してアレルギーを持っている場合、その健康に影響を及ぼす可能性があります。
- 清掃問題:ペットの排泄物の処理や毛の掃除など、清掃が十分に行われない場合、物件の衛生状態が悪化する可能性があります。
家賃10万円がもったいない理由⑤「子供に資産を残せない」
- 持ち家を売却して、資金化しておく:持ち家を売却して資金化することも一つの方法です。特に、将来子供が持ち家に住む可能性が低い場合は、生前の売却を検討した方が良いかもしれません。
- 贈与税や相続税対策をする:贈与税と相続税の対策として有効なのが暦年贈与を活用する方法です。贈与税には110万円の基礎控除があり、1年間で贈与を受けた財産の合計が110万円以下であれば贈与税がかかりません。
家賃10万円でも賃貸がオススメな人
全ての人に家の購入が最適とは限りません。以下のような人には賃貸がオススメです。
- 都市部に住みたい人:都市部では家賃が10万円というのは珍しくありません。
- 気軽に引越しをしたい人:賃貸ならばライフスタイルの変化に柔軟に対応することができます。
- 共働きで収入が安定している人:家賃の負担を抑えられます。
- 会社の住宅手当が利用できて家賃の負担を抑えられる人:会社によっては家賃補助が出るケースもあります。
職場で転勤がある職業
転勤が多い職業の場合、賃貸の方が柔軟に対応できます。
会社の住宅手当が利用できて家賃の負担を抑えられる人
会社からの住宅手当が手厚い場合、賃貸の方が経済的に有利かもしれません。
ご近所付き合いが苦手
自分の家を持つと、近所付き合いが増えることがあります。
それが苦手な人には賃貸がオススメです。
定期的なメンテナンスが面倒
家を所有すると、定期的なメンテナンスが必要になります。
賃貸併用住宅で副収入で住宅ローンの返済軽減
賃貸併用住宅を購入すれば、賃料収入で住宅ローンの返済を軽減することも可能です。
これは、家賃10万円がもったいないと感じる人にとって、一つの解決策となるかもしれません。
まとめ

家賃10万円を毎月払い続けることは、一見すると手軽な住まい方のように思えますが、実はもったいないと感じる理由がいくつかあります。
それは、家賃を払い続けることで生じる様々なデメリットと、一方で住宅を購入することのメリットを考えると明らかになります。
しかし、全ての人に家の購入が最適とは限りません。
自分のライフスタイルや将来の計画に合わせて、最適な住まい方を選ぶことが大切です。
この記事が、あなたの住まい選びの参考になれば幸いです。
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