賃貸vsマイホームはどっちがお得?将来に備えて見極める

賃貸とマイホーム、どちらがお得かは一概には言えません。

それぞれのライフスタイル、価値観、将来設計によります。

しかし、一般的には、家賃10万円であれば、マイホームの方がお得と言えます。

家賃10万円ならマイホームと賃貸はどっちがお得?

持ち家と賃貸、シミュレーションで生涯コストを考えておく

家賃10万円とローン返済10万円の物件比較

賃貸家賃10万円の賃貸物件
地域横浜駅徒歩11分 2011年築
間取り 1DK専有面積 40.54㎡
家賃10万円の賃貸物件
購入毎月の住居費10万円の購入物件
地域横浜駅徒歩13分 新築
間取り 3DK専有面積 66.38㎡
住居費10万円(ローン返済8万6000円+管理費・修繕積立金1万4000円

【賃貸物件】の場合、できるだけ低いコストで作って、できるだけ高い家賃で貸すことを重視されて設計されています。

【購入物件】は、買ってもらう目的のため魅力的な設備の充実に力を入れています。そのため、広さや築年数も異なりますが、【購入物件】に比べて【賃貸物件】の設備は見劣りする印象です。住宅設備にこだわるならば、【購入物件】がおすすめです。

家賃とローン返済35年後シミュレーション

【賃貸物件】家賃35年のコスト

家賃: 10万円/月 × 12ヶ月 × 35年 = 4,200万円

10万 × 17.5 (35年/2年) = 175万円

したがって、家賃の合計は4200万円 + 175万円 = 4375万円です。

計 4,375万円

【賃貸物件】家賃60年のコスト

家賃10万円 × 12ヶ月 × 60年 = 7,200万円

2年に一度の更新料 10万 × 30 = 300万円

計 7,500万円

【購入物件】家賃35年のコスト

住宅ローン

8.6万円 × 12ヶ月 × 35年 = 3,612万円

頭金

500万円

管理費・修繕積立金

16.8万円 × 35年 = 588万円

固定資産税・都市計画税

15万円 × 35年 = 525万円

保証料、不動産取得税、登記費用、保険料などの取得時の諸費用

215万円

計 5,123万円

【購入物件】家賃60年のコスト

住宅ローン

8.6万円 × 12ヶ月 × 60年 = 6,192万円

頭金

500万円

管理費・修繕積立金

16.8万円 × 60年 = 1,008万円

固定資産税・都市計画税

15万円 × 60年 = 900万円

保証料、不動産取得税、登記費用、保険料などの取得時の諸費用

215万円

計 8,815万円

35年間では、【賃貸】の方がお金がかからないが、50年、60年間でも、【賃貸】の方がお金がかからない

マイホームは結局、賃貸より損してしまうの?

実はある方法でマイホームが得に逆転できる方法があります!

家賃10万円はもったいなかった。30歳からのマイホーム計画には賃貸併用住宅が必須! 4つメリット

  • 家賃収入でローン返済ができる
  • 個別に建てるより支出を抑えられる
  • 住宅ローンとして融資を受けられる
  • 節税効果が期待できる

家賃収入でローン返済ができる

賃貸部分の収入で、自宅用のローンの返済ができる点です。

個別に建てるより支出を抑えられる

二世帯住宅の建築でも同じですが、1つの建物内に2つ分の建物と同じだけの部屋を作ると、個別に2つの建物を建てるより支出を抑えることができます。

住宅ローンとして融資を受けられる

賃貸併用住宅は、自己居住用部分を51%以上にするなど一定の要件を満たすことで、アパートローンではなく住宅ローンで借入することができます。

また、賃貸併用住宅は、借入から10年間、毎年住宅ローンの年末残高の1%の還付を受けられる住宅ローン控除の適用という、居住用住宅でしか受けられないメリットを享受できます。

賃貸併用住宅を建てたことによる毎月の負担額は、0円どころかプラスになってしまうかも!

マイホームのメリット・デメリットを比較

マイホームのメリットは?

自由な改装・リフォーム

自分の好きなように家を改装したり、リフォームしたりできます。

資産形成

マイホームは資産としての価値があります。

不動産価格が上昇すれば、資産価値も上昇します。

プライバシーの確保

自分の家なので、隣人に気を使うことなく生活できます。

安定感

一度家を購入すれば、家賃のように毎月支払う必要がなく、住む場所に対する安定感が得られます。

税制上の優遇

住宅ローンの利子分を所得控除できるなど、税制上の優遇があります。

マイホームのデメリットは?

ランニングコスト

固定資産税や修繕費など、維持管理にかかるコストが発生します。

住み替えの手間とコスト

住み替える際には、売却や新たな住宅購入など、手間とコストがかかります。

リスク

不動産価格の下落や自然災害など、リスクを自己負担する必要があります。

初期費用

購入時に必要な初期費用が大きいです。

これには頭金や諸経費(仲介手数料や登記費用など)が含まれます。

柔軟性の欠如

ライフスタイルの変化に対する柔軟性が低く、転勤や家族構成の変化に対応するのが難しいです。

賃貸のメリット、デメリットを比較

賃貸のメリットは?

初期費用が低い

購入時に必要な大きな初期費用がなく、敷金や礼金などの初期費用が比較的低いです。

住み替えが容易

ライフスタイルの変化に合わせて住み替えることが容易で、転勤や家族構成の変化に対応しやすいです。

修繕費用の負担が少ない

建物の老朽化による修繕費用は大家さんが負担してくれます。

リスクが少ない

不動産価格の下落リスクや自然災害などのリスクを自己負担する必要がありません。

自由度

賃貸では、契約期間が終了すれば引っ越すことができ、新しい環境やライフスタイルを試すことが容易です。

また、住む場所に縛られずに仕事を選ぶことができます。

賃貸のデメリットは?

家賃が無駄に感じる

家賃は毎月支払う必要がありますが、それが資産になるわけではありません。

そのため、家賃が無駄に感じることがあります。

自由にリフォームできない

賃貸物件では、大家さんの許可がないと自由にリフォームすることができません。

引越しの頻度

賃貸物件は契約更新時に引越しを求められることがあります。

そのため、引越しの頻度が増え、それに伴う手間とコストがかかります。

プライバシーの問題

賃貸物件では、隣人との距離が近いため、プライバシーが保たれにくいことがあります。

老後の安心感が少ない

老後に賃貸で生活を続ける場合、家賃の支払いが続くため、経済的な安心感が少ないです。

マイホームvs賃貸。老後も住み続ける場合、どんなコストがかかる?

入居から50年で、いつ、どんなお金がかかる?

マイホームの場合、ローン返済や固定資産税、修繕費などがかかります。

賃貸の場合、家賃がずっとかかります。

3人家族のケースで、持ち家と賃貸の費用を計算

3人家族の場合、マイホームの方が長期的に見るとお得です。

しかし、賃貸の場合、初期費用が少なく、住み替えが容易です。

住宅ローン返済・家賃以外にかかる住居費は?

住宅ローンや家賃以外にも、固定資産税や管理費、修繕費などがかかります。

税金としてかかる費用は?

定資産税や都市計画税などがかかります。

火災保険にかかる費用は?

火災保険の費用は、物件の価格や保険会社によります。

設備の交換費用は?

設備の交換費用は、設備の種類や業者によります。

老後に暮らすなら、持ち家と賃貸どちらが安心?

持ち家の活用は資産価値次第

持ち家は、資産価値があるため、老後の生活費に充てることも可能です。

老後、賃貸での暮らしはどう考える?

賃貸の場合、家賃がずっとかかるため、老後の生活費を考えると、マイホームの方がお得と言えます。

持ち家、賃貸、それぞれどんな人が向くの?

将来のことも考えて自分に合う暮らし方を選ぼう

マイホームは、安定した生活を望む人や、自分の好きなように住まいをカスタマイズしたい人に向いています。

一方、賃貸は、自由に住み替えたい人や、初期費用を抑えたい人に向いています。

まとめ

賃貸とマイホーム、どちらがお得かは一概には言えません。

それぞれのライフスタイル、価値観、将来設計によります。

しかし、一般的には、家賃10万円であれば、マイホームの方がお得と言えます。

将来のことも考えて、自分に合う暮らし方を選びましょう。

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