大学生の一人暮らし、費用はどのくらい?初期費用、家賃、生活費などかかるお金を解説

大学生活が始まる前に、一人暮らしにかかる費用について知っておくことは重要です。

初期費用、家賃、生活費など、どれくらいのお金が必要なのでしょうか?

この記事では、大学生の皆さんの疑問にお答えします。

一人暮らしの費用について知っておくことは大切です。

初期費用や生活費について理解し、大学生活を始める前に準備を整えましょう。

春から大学生!一人暮らしの初期費用や生活費ってどのくらい?

新しい大学生活を始めるにあたり、最初に考えるべきは初期費用と生活費です。

まずは初期費用について見ていきましょう。

そして、その後に生活費に関する情報も詳しく説明します。

大学生の一人暮らし初期費用目安:約26万円

大学生の一人暮らしを始める際、最初にかかるのが初期費用です。

この初期費用は、大まかに言って約26万円程度が目安とされています。

では、この初期費用が具体的にどのような項目から構成されるのか、詳しく見ていきましょう。

費用金額
敷金家賃一カ月分
敷金 / 保証金家賃一カ月分
礼金家賃一カ月分
仲介手数料家賃一カ月分
その他費用20,000円
保証会社利用料25,000円
合計約260,000円
※「第58回学生生活実態調査の概要報告

大学生の一人暮らし初期費用①物件の契約費用:約21万円

まず、一人暮らしを始めるには住む場所が必要です。

物件の契約費用は、初期費用の大部分を占めています。

平均して約21万円程度が必要とされています。

この費用には敷金、礼金、保証金などが含まれます。

大学生の一人暮らし初期費用②家具・家電代:約10万円

新しい生活を始めるには、家具や家電も必要です。

大学生が一人暮らしを始める際に最低限必要な家具と家電が以下の通りです。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • テレビ
  • レンジ
  • ベッド
  • 炊飯器
  • 掃除機
  • 電気ケトル
  • シーリングライト

ベッド、レンジ、椅子、冷蔵庫、掃除機など、これらのアイテムを揃えるために約10万円程度の費用がかかります。

大学生の一人暮らし初期費用③引越し代:3.3〜6万円以上

  • 同都道府県内の引越しの場合、おおよその料金相場は33,000円程度
  • 遠方への引越しの場合、料金は60,000円以上になることが多いです
  • 学生の引越しが最も多い3月~4月は引越しの繁忙期となり、引越し料金が通常の1.5倍程度に膨れ上がることもあります
  • 一部の引越し業者では、学生向けに特別なプランを提供しています。例えば、「アート引越センター」の「学割パック」は、特別価格で引っ越しができるプランです

ただし、これらの費用はあくまで目安であり、具体的な費用は引越し業者やサービス、引越しの距離、荷物の量などによります。

具体的な見積もりを取るためには、引越し業者に直接お問い合わせいただくことをおすすめします

大学生 一人暮らしの生活費や仕送りの目安金額

初期費用について理解したら、次に考えるべきは生活費です。

大学生の一人暮らしの生活費にはどのくらいのお金が必要なのでしょうか?

大学生 一人暮らしの生活費目安:12~14万円

大学生の一人暮らしの生活費は、月に12万円から14万円程度が目安とされています。

この金額には以下の項目が含まれています。

<一人暮らし1ヶ月の生活費 収入と支出内訳>

収入
仕送り67,650円
奨学金20,640円
アルバイト32,340円
定職490円
その他3,180円
収入合計124,290
支出
食費24,130円
住居費53,020円
交通費4,210円
教養娯楽費13,270円
書籍費1,540円
勉学費1,430円
日常費7,430円
電話代3,460円
その他2,170円
貯金・繰越金12,970円
支出合計123,630円

引用元:第58回学生生活実態調査 概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)

※全国平均なのであくまで参考に!

大学生 一人暮らしの仕送り:平均7万円

多くの大学生は、親からの仕送りを受けて生活しています。

平均的な仕送り額は約7万円ですが、個人差があります。

もし仕送りがない場合、どのように生活費を捻出すれば良いのでしょうか?

仕送りがない場合はどうする?

仕送りがない場合でも、バイトや奨学金、学生ローンなどを活用して生活費をまかなう方法があります。

必要ならば、学業との両立を考えながらアルバイトを探しましょう。

また、奨学金や学生ローンを利用する際には、返済計画をしっかり立てることが大切です。

家賃分(6万円の場合)をアルバイトで得るには?

時給1,000円で1日5時間働くと、1日あたりの収入は5,000円になります。

したがって、6万円を得るためには、6万円 ÷ 5,000円/日 = 12日間働く必要があります。

つまり、1カ月30日のうち、少なくとも12日間は働く必要があります。

大学生に必要な生活費を把握しておこう

woman in black and white stripe shirt holding books
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

大学生活を充実させるために、一人暮らしの初期費用や生活費をしっかり把握しましょう。

計画的な生活費の管理は、大学生活を成功させる鍵となります。

仕送りがある場合も、ない場合も、自分の生活に合った費用計画を立て、無理のない生活を送りましょう。

大学生の一人暮らしにかかる費用は、初期費用と生活費に分かれています。

初期費用は約50万円、家賃や家具・家電代、引越し代、1カ月の生活費などが含まれます。

生活費は月に12万円から14万円程度が目安で、家賃、食費、交通費、娯楽費などが含まれます。

仕送りがある場合は助かりますが、ない場合でもアルバイトや奨学金を活用して無理のない生活を送る方法があります。

計画的にお金を管理し、大学生活を充実させましょう。

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